HD ピコ レーザー プロジェクター 自作キット for Pi [HD301D1]を組み立てて使ってみた
はじめに
Twitterを見ていたら、たまたまこんなのを見つけてですね。
【新商品】HD ピコ レーザー プロジェクター 自作キット for Pi [HD301D1]☆税込¥15,120☆「持ち運べる大画面」として注目のピコプロジェクターをあなたのラズパイプロジェクトにも!レーザーだからフォーカスフリーで熱くない!MEMSスキャナーだから超小型で低消費電力! https://t.co/n6YSxevpWf pic.twitter.com/rPzx273gYj
— KSY@Raspberry Pi (@KSY_RasPi_Shop) 2018年7月11日
実は我が家ではずいぶん昔に"羊の皮をかぶったオオカミ"と呼ばれたこれを使っていたんですが(1万円ぐらいで買いました)、
https://www.amazon.co.jp/Wis-KVD-Z240K-%E7%A5%9E%E7%94%B0%E7%84%A1%E7%B7%9A%E9%9B%BB%E6%A9%9F-%E9%AB%98%E8%A7%A3%E5%83%8F%E5%BA%A6%E5%B0%8F%E5%9E%8B%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/dp/B00ABYEUBKwww.amazon.co.jp
そろそろ年季も入ってきたのと、(ファンを交換したにも関わらず)そこそこファン音がするので、次世代品をそれとなく探していたところだったので、何も考えずにポチって見ることにしました。
組み立てて使ってみたところ、簡単に組み立てできて、なかなかの使い勝手が期待できそうなので、写真を付けて組み立て手順を共有してみます。
部品
こんな感じです(ヒートシンクの袋だけ撮り忘れてたので別撮り)。
組み立て方
1. ①のねじで入出力用基板を金属板に固定
2. フィルムケーブルをヒートシンク付き基板(レンズ付き基板)と入出力用基板に差し、レンズ付き基板を1のねじで金属板に固定
フィルムケーブルは"TOP"って書いてある方を上にします。
3. ②のねじで③のスペーサーを金属板に固定
上面
底面
この底面中央の大きなねじ穴は三脚固定用です。
5. アクリル板のシールをはがし、④のねじでスペーサに固定
これで出来上がりです。簡単でしょ?
使用例
自宅は天井がほぼ白なので、天井投影で試してみました。
昼間(午前11時頃)ですが、1級遮光カーテンを2重にしてがっつり遮光しています。
これ1はPCのDVI-HDMIケーブルから入力しているんですが、PCからの入力解像度は1280x720で認識されていました。
取り急ぎ天井に映しただけなので、角度とかは適当ですが、まぁ特に問題なく見れる感じです。
何となくKVD-Z240Kの方が画像がくっきりしているような第一印象でしたが、もう少し使い込んでみたいところです。
設定
側面についている音量調節の歯車はボタンになっていて、押し込むと設定画面を出すことができます。
最初は中国語表示なんですが、Language設定を選択すると日本語表示にすることができます。
明るさは最初から最大設定になっていました。
精細度はピント調節みたいな調整でしたね。多少ぼやけているようであれば設定しておくといいかもしれません。
所感
光量はお世辞にも強くないので、昼間ならがっつり遮光するか、夜間に使用することをお勧めします。
ファンがないので無音なのはかなりありがたいです。
音声出力はHDMI経由で入力できていて、ステレオピンプラグから取ることができます。
RasPi向けってことになってますが、別にRaspberry Piが必要なわけではないので、軽く手を動かしながら小型、静音、高コスパのプロジェクタが欲しい人は、試してみてもいいんじゃないでしょうか。
しばらく使い込んでみて、新たに感想が出てきたらまたシェアしようかと思います。