dimeizaのブログ

興味のある技術(IoT/VR/Smart Speaker)とか、資格試験の話とか、日常で出会ったTechな話について書いています。

『技術士(情報工学部門) 攻略ガイドブック 別冊 第一次試験 専門科目(情報工学部門) 解答解説&傾向分析 』リリースのお知らせ

 タイトルが長い…。

zenn.dev

 というわけで、感想戦やると言いつつ放り出して次の書籍を書いてしまいました。

 現行制度で技術士第一次試験を情報工学部門で受ける場合、高度情報処理技術者試験 or 情報処理安全確保支援士試験に合格して、専門科目免除で受験するのが、基本的にはベストプラクティスです。

www.engineer.or.jp

Q:第一次試験の専門科目(情報工学部門)が免除される情報処理安全確保支援士試験合格者及び情報処理技術者試験の高度試験合格者ですが、高度試験の種類について教えてください。

A:ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験です。

 ただ、ネットで観察していると、専門科目の免除を受けずに受験する人々も結構いるみたいで。

 これを書いた経緯は上記書籍のあとがき(無料で読めます)に書いておいたんですが、

  • 技術士会が公開している情報だけだと、どのように正解肢に到達するのかが分かりづらい問も多く
  • 単に基本情報、応用情報技術者試験レベルの問題として調べるのも結構面倒

 この辺りから、他部門同様、解答解説があったほうが受験者も捗るであろうと思いました。

 情報工学部門の書籍を増やしていくという点、現段階で情報工学部門の専門科目に関する有効な解説書が存在しないという点、(緊急事態宣言下の)夏休み期間を有効に活用するという点からも、今回書いてみようかと思い、初めて問題解説側として手がけてみました。

 技術士第一次試験を情報工学部門で受験し、かつ専門科目の免除を受けずに試験に臨もうという受験生の方は、ぜひ手にお取りください。

 一応各問について、解答のロジックを一通り説明しているので、Web上の情報だけを参照して自分で調べるよりもだいぶ楽になろうかと思います。

 反響があれば来年度以降も改訂するかも知れないので、お読みの方はご質問、ご要望等あればお寄せください。